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葬儀屋社長奮戦記

2011年10月28日 金曜日

1・ぼくは如何にして葬儀屋になったのか?

1・ぼくは如何にして葬儀屋になったのか?
天皇の崩御により年号も平成に変わり、昭和のバブル景気も影をひそめ、僕のまわりも不景気な話ばかりになってきた頃、某宗教団体の信者で仏壇屋のKさんがある景気のいい話を持ちかけてきた。
「実は今度うちの宗教では坊さんなしで葬式を出さなければならなくなったんだ。」
「お坊さんがいなくって葬式が出せるんですか?」「まあ、これからはそうなるなぁ。だから今回自分が葬儀屋をやろうと思ってるんだが」「そうなんですか、」「それで、あんたも一緒にやらないか?」
「え?僕が葬儀屋をですか?」「そうじゃなくって、あんたは資金だけ用意して顧問にでもなって給料だけ取っててくれればいいんだよ。後は自分が全部やるから、何にもしなくっていいんだ。」
「資金ってどのくらい必要なんですか?」「まあ2・3千万あれば、」「に、2・3千万 ? !」
「まあ、はじめれば1・2年でそのくらい返済できるし、あんたには顧問料として月々100万円ぐらい払えば、あんただって損はないだろう!」
「そ、そんなに葬儀屋って儲かるんですか?!」「いいか、1件100万円の葬式をひと月10件やったらいくらになる?」「いっ、1千万円です」「あんたに100万払うぐらいわけないだろう」
「まあ、うまくいけばそうでしょうけど・・・」
「実はな、客はもういるんだよ。仲間の連中から早くってせっつかれているんだ、だから開業すればその日から仕事が殺到するぐらいだが、今連中をおさえている最中なんだ。」「え?もう客もいるんですか?」
「ああ、あしたにも死にそうな連中がごろごろいるからあんまりのんびりもしてられないんだよ。」
「そうなんですか?」「とにかく、急いでいるんだ。」僕とKさんはこんな会話をとりかわして、ついに会社を作って葬儀業界にうって出ることになった。こうして、筆をとっている今、時間を戻せるならばすべてを白紙に戻したい気分だ。でも、僕は月100万円に眼がくらんでしまったのだ。


株式会社ベルホール
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