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葬儀屋社長奮戦記

2011年10月27日 木曜日

2・3千万円調達し開店にこぎつけるが・・

2・3千万円調達し開店にこぎつけるが・・
とりあえず会社を設立してスタートすることになった。社員は当時プータローだった義理の弟が、Kさんの月百万円に釣られて社員になった。三千万と簡単にいうがバブルで乞食にも金を貸していた時代はとうに過ぎ、銀行の財布の紐も締まりつつあった頃だ。とりあえず千五百万円は普通の銀行で借りられた。(今考えると随分いい加減な試算表だったが開店資金という前向きな理由と葬儀というなんか儲かりそうといった感じを融資の担当者が持ったのかもしれないが、当然個人の連帯保証に印は付かされたが)
けれど、あと千五百万円はどうしても借りられない、仕方なく当時不動産業を営んでいた父の会社の土地を担保にして、父の友人の李さんに保証人になってもらいようやく北の銀行から借りることができた。北の銀行とは朝鮮銀行のことだ。日本人単独では借りられないので李さんが保証人になってくれた。李さんは高利貸しなので李さんから借りることも考えられたが、「ポクから借りたら、大変なことになるよ。」といって保証人になってくれたのだ。父と李さんはビジネスを超えた付き合いだったのだろう。北の銀行は銀行と言ってもやっぱり特殊で利息はカードローンの会社なみで、人の足元を見て月々30万円もの積み立てを条件にだしてきた。
けれど人間とは浅はかなもので、とにかく借りられただけでその場は満足してしまい後のことなどあまり考えないものだ。とにかく3000万円がそろった。いよいよ、船出だ。
近所の割烹料理屋で開業の宴会のご馳走を前にKさんがいった。「これから、一致団結して会社を盛り立てていこう。お前たちも気を引き締めて頑張るように。」なんて挨拶して、僕と弟は月給100万円に早くも胸をふくらませてその晩は皆、扉の向こうに嵐の大海原が待ち受けていることなど夢にも思わずただ、飲んで、飲んで、酔いつぶれた。


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