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葬儀屋社長奮戦記

2011年10月24日 月曜日

5・開店一ヶ月過ぎても・・・

5・開店一ヶ月過ぎても・・・
開店1ヶ月を過ぎても仕事はない。経理は社長の奥さんがやっていた。
とりあえず僕と弟は毎日会社に顔を出した。することも無いので毎日テレビばかり見ていた。
そして、1ヶ月がすぎ、2ヶ月がすぎ3ヶ月、もう季節は夏、
テレビでは夏の甲子園が始まった。この夏は生まれて初めて全試合観たのだった。
月々100万は無理だとしても毎月20万円の給料は支給されていたので仕事が来なくても僕と弟はあまり文句も言えなかったのだった。
でもやっぱり変だ。のんきな弟もさすがに「お兄さん、仕事来ませんねー」なんていい始めていた。
夏の甲子園が終わり昼間みるテレビも無いので弟とパチンコに行ったりしていたある日、パチンコから帰ると社長が言った。
「お金、終わっちゃたからまた借りてきて。」まるでジュース買うからちょっと金貸してみたいなのりで、(ン、ン何言ってるの?この人?)僕は耳を疑った。
「社長、お金ないって、本当ですか?!」
「本当だ!俺があんたに嘘をついてどうする。」いやいや、そんなとこで、威張らなくってもと突っ込みを入れる余裕など無く、僕の頭は真っ白だった。
「お金ないって言ってもいくらかはあるでしょ!」僕は社長に問いただした。
「よくワカンネーけど、女房に聞いてくれ。女房がそう言ってるから。」
この人全然資金繰りなんて考えてなかったみたいだった。
僕は奥さんから資料を引き継ぐと残高をみた。
すでに50万円を切っていた。
とりあえず今月の支払いはざっと220万円、(内訳は銀行返済が約100万、家賃光熱費が30万円、給料が70万円保険やリースが20万円)
とりあえず、170万円足りない。後数日で支払期日だ。
考えてもどうしようもない。
仕事は無い。はじめて僕の尻に火が付いた瞬間だった。
「お兄さんどうしましょう?」弟が心配そうな顔でつぶやくのも道理だった。
とりあえず、親から100万円、弟も親から100万円借りてその月はしのいだ。
こんなことは一回限りの離れ業だ。
とりあえず、弟と経営会議だ。
社長は金が借りられないと分るとすっかりひとまかせになってしまい、とりあえず好きなようにやってみろって感じだった。
会議の結論はとりあえず皆の給料を半分にすることだった。


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